レガシィのブローの原因

今日レガシィB4に新しいエンジンが載ったとスバルのディーラーから連絡がありました。
あとは補機類をセットアップすれば復活できるそうです。
で、壊れたエンジンはディーラーでバラしてしまうと組み立てられる人がいないため、
そのまま本社かどこかに送られるそうです。そういうわけで
ブローというか棚落ちの原因についてはまだ分からないのですが、
とりあえずどういう内容のトラブルだったのかは教えて欲しいですね。


で、現時点で実際にエンジンを見ないまま各所から出ている見解についてちょっと書いてみます。
私のレガシィB4はコンピュータを交換していたほか、吸排気系にも手を加えていたので
それらのチューンを行ったショップなどの見解です。

某大手カー用品店

最初のコンピュータチューンや吸排気系のパーツをそろえたところです。

インジェクター等をいじっていなかったので燃料噴射が不足し、
燃調が薄くなりすぎたのではないか。
そこにオイルがやや劣化していたか何かで油膜切れを起こしたなどの要因が重なって
複合的な原因でブローしたのではないか。

某有名チューニングショップ

夏休みに預けてコンピュータを現車合わせでいじってもらったところです。

現行レガシィはスロットルバルブを電子制御しているが、その制御の関係で
7000rpm以上ではアクセルペダルの踏み込み量に関係なくスロットル開度が
50%程度に制限されてしまうことがセッティング中に発覚した。
このスロットル開度の変化によって点火タイミングにズレが生じノッキングが起こる可能性がある。
1速や2速で一瞬7000rpmオーバーに飛び込むようなシチュエーションでは基本的に問題ないが、
高いギアの高速高負荷でこの状態をキープしてしまうと
ヘビーノックという重度のノッキングが発生し
ピストンリングやビストンそのものを破壊してしまう恐れがある。
また、スバルEJ20エンジンは第2シリンダーが過熱しやすいので
水温系で異常がなくても第2シリンダーのみが異常に高温になり、
メタルも比較的簡単に逝ってしまうのでその辺りのトラブルの可能性もある。



さて、どちらが真相に近いのでしょうか。
後者の方が実走やコンピュータの解析も行っているはずなのでより信頼性が高い気がするのですが…。
いずれにしても、レガシィはチューンにはあまり向かないのかもしれません。