箱根ターンパイクで炎上事故

2日前のニュースになってしまうのですが、車好きの間では有名な
関東の走りのメッカ(?)箱根ターンパイクで大事故がありました。

3人死傷事故 車が対向車線にはみ出し車と正面衝突 箱根

 18日午前7時10分ごろ、神奈川県小田原市石橋の有料道路「箱根ターンパイク」で、東京都足立区保木間5、会社員、町田崇さん(36)の乗用車が対向車線にはみ出し、前から来た乗用車と正面衝突。対向の乗用車は大破して炎上し、運転席と助手席にいた男性2人が死亡した。町田さんは全身を強く打って重体。
 県警小田原署の調べでは、炎上した車の所有者は同県藤沢市鵠沼の男性会社員(39)。死亡したのは男性とその息子とみて身元の確認を急いでいる。
 現場は片側1車線の急こう配のカーブで、町田さんが下り車線を走行していた。ブレーキ痕から町田さんがスピードを出しすぎたとみている。
 事故の影響で箱根ターンパイクは午後4時45分まで通行止めとなった。【鈴木一生、山衛守剛】
毎日新聞) - 9月19日10時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050919-00000004-maip-soci

事故当日の動画ニュースで確認したところ、炎上した車はSW20型MR2
対向車線にはみ出した車は私のと同型のBL5型レガシィB4のWRリミテッド2004でした。
MR2の2人は39歳の男性とその13歳の息子さんだったそうで、
休日にはよく2人でドライブに来ていたんだとか。
親子でMR2でドライブとはなかなか粋なお父さんだったようですが、
恐らく走り慣れていたであろう箱根ターンパイクでこんな事になろうとは。
事故の原因になったと見られるレガシィB4はニュース映像から確認したところ
2.0GTスペックBをベースにして昨年限定発売されたWRリミテッド2004の5AT仕様で、
マフラー交換のほかはタイヤなどを含めノーマルだったようです。
とはいえ、レガシィB4はノーマルでも結構高い限界を持っています。
そんな車で一体何をどうやれば右コーナーでインに飛び込むのやら…。
限界が高いゆえにその限界を超えてしまった場合は非常に危険になると思いますが、
まさか公道で限界を超えてしまったんでしょうかね。
とにかく、峠では何があってもセンターラインを超えることは極力避けなければなりません。
オーバースピードで突っ込んでしまったのであれば、そのまま外側のガードレールに突き刺さってでも
イン側の対向車線に飛び込むような事態を防ぐべきだったのではないかと。
ガードレール相手なら単独で済みますし、仮に跳ね返っても一回目の衝突で
速度は多少殺せただろうに。公道でレガシィの限界超えるほど攻め込むのはただの馬鹿です。
限界の範囲内だったとしても、センターライン割るのは厳禁です。
同じ型の車に乗ってるとはいえ、同情の余地なし。
亡くなられた親子のご冥福をお祈りします。


峠での大事故といえば、約一ヶ月前にも大阪の信貴生駒スカイライン
走り屋の車が絡んで2台が炎上、2人が死亡するという惨事がありました。
こんな調子で峠での事故が続くようだと、警察の取り締まりも厳しくなりそうですね。
峠は攻めに行くというよりも軽く流しに行くという感覚ですが、
それでも近所の峠で警察の取締りが始まったりしたら嫌だなぁ…。
走り屋の皆さん、事故は起こさないでくださいね。マジで。