レガシィB4またリコール

今年の2月にリアスタビライザーのリコールがあった我がレガシィB4ですが、
今回またしてもリコール対象車になってしまいますた。
今回の不具合発生箇所はリアのドアハンドル。

富士重工業がリコール レガシィ8万5千台

 富士重工業は6日、後部席ドアの開閉レバーに不具合があったとして、乗用車「レガシィ」計約8万5000台(2003年9月−04年12月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
 届けによると、開閉レバーの支点部分の締め付けが不十分なためドアが完全にロックされず、走行中にドアが開いてしまう恐れがある。昨年11月と今年6月、走行中にドアが開いてしまうトラブルが2件あったが、事故は起きていないという。
共同通信) - 7月6日19時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000197-kyodo-soci

レガシィ8万5000台をリコール=富士重工

 富士重工は6日、ドアが完全に閉まらず、走行中に開く欠陥があるとして、「レガシィ」のリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象は2003年9月から昨年12月までに製造された8万5160台。
 国土交通省によると、後部ドアの開閉装置に製造過程のミスがあり、しっかり閉まらないものがある。走行中の振動などで突然ドアが開く恐れがあり、今年6月までに国内外で3件のトラブルが発生しているという。 
時事通信) - 7月6日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000083-jij-soci

リコール情報(スバルオフィシャルサイト)
要するに走ってるときにリアドアが開いちゃうかもしれないYO!ってことらしいです。
2003年9月〜2004年12月に製造された車ということはA型の後期及びB型の前期といったところでしょうか。
私のB4は2004年製造のA型なのでバッチリ対象車ですね(ぉ
上にソースとして貼ったニュース記事のうち、
共同通信のものでは実際の不具合発生件数が2件となっているのに対して
時事通信のものでは国外での発生も含めて3件となっています。
スバルの日本国内向け公式発表では2件となっていますし、対象台数も85160台とあるので
日本国内における対象台数が85160台で、その内実際の発生件数が2件という事で良さそうです。
時事通信が何で海外における発生件数までカウントしてるのかよく分かりませんが、
紛らわしいからやめて欲しいですね。

対象車両の生産時期

ところで、この発表で気になる点が。
現行レガシィの登場は2003年5月。対象車両は2003年9月以降2004年12月まで製造のもの。
ということは、A型のうちごく初期の約半年に製造された車には問題がなかったわけです。
確かに、雑誌などに載るようなチェンジの他に生産上の都合などにより、
例えば同じA型のレガシィでも生産月によって微妙に仕様が異なったりすることはあるようです。
ここで2003年9月頃にレガシィにあった動きを考えてみると、アウトバックの登場が挙げられます。
現行アウトバックは2003年10月に登場。ということは生産自体は9月から開始されていたはず。
アウトバックの登場にあわせてドアハンドルに何らかの変更があった可能性が考えられます。

対象車両一覧に見る形式あれこれ

あとは興味深い点といえば、車両形式についてですね。
現行レガシィの場合、セダン(B4)がBL系、アウトバック含むワゴン系がBP系となっています。
今回の対象車についてスバル公式サイトのリコール情報のPDFファイルを見てみると、
大まかに分けてBL5、BLE、BP9、BP5、BPEの5タイプがあります。
「5」「9」「E」はそれぞれ搭載エンジンを意味しているようです。
レガシィの場合、「5」が2リッター(EJ20)、
「9」が2.5リッター(EJ25)、「E」が3リッター(EZ30)を表しています。
ちなみに2.5リッターは現在日本ではアウトバックのみの設定なので、
BP9はアウトバックの2.5リッターモデルを指す事になります。
もしB4に2.5リッターモデルがあったなら「BL9」になっていたはず。
さて、上記の基本5タイプに加え、「TA-BL5」だの「CBA-BPE」だの「UA-BP9」だの
頭に記号がくっつき、計12タイプが今回の対象になっているわけですが、
これらの頭の記号は排ガス記号らしいです。要するに、
「超‐低排出ガス」だの「良‐低排出ガス」だの「超‐高排出ガス」(ぉだの書いてある
最近の新車のリアウィンドウに貼ってある楕円のステッカー、
あれの星の数によってこの「TA-」だとか「UA-」だとかが決まるみたいです。
レガシィの場合、3.0Rと2.0i、アウトバックの2.5iが
「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」の認可を受けていて
リアウィンドウに3つ星のステッカーが貼られます。
「CBA-」が冠されるパターンは「CBA-BL5/BP5」、「CBA-BP9」、「CBA-BLE/BPE」。
よって「CBA-」は3つ星認可を意味すると思われます。
一方、私の2.0GTや2.0Rは星1つ。私のB4が「TA-BL5」なので
「TA-」は星1つ認可のモデルと考えられます。
では「UA-」とは何なのか。恐らくですが、旧基準における星3つ車両ではないかと思います。
多分、現行レガシィのデビュー後に排ガス基準が変更になり
その時に最高レベルの車両は星4つになるように改められたはず。
旧基準で最高ランクだった「UA-」車両は新基準では上から2番目のランクになり、
識別のために「CBA-」に改められたのではないかと思います。
リコール対象車の表にはたまにごく少数しか生産されていない車もあったりして、
結構眺めていると楽しかったりします(笑)*1

まぁとにかく

いつディーラーに持っていって対策してもらうか、それが問題だ…。
今度の休みはちょっと用事があるしなぁ…。
まぁリアシートに人を乗せることは滅多に無いのでそれほど急がなくても大丈夫そうですが(ぉ*2

*1:不謹慎?

*2:何のための4ドアセダンやねん