♪まわる〜まわってく(あいあいあ〜)

アスピーテラインから帰ってきたものの、まだ少し走り足りなかったので
よく行く近所のドライブコースを走る事にしました。
このコースは家から近いものの、部分的に山の中を通るので
結構家の周りとは路面状況が違ったりします。
案の定、部分的に雪が残っていましたが、半分くらい走り終えた時点で
路面の雪はなくなりウェットになりました。
いや、なったかのように見えました。
ウェット(に見える)路面になってからはいつもより少し控えめ程度のスピードで走行。
そして緩い右コーナーの先にあるT字路に向けて減速しようとブレーキペダルを踏んだ瞬間、
ペダルから右足の裏に非常にイヤーなキックバックが。
ABSが派手に作動しているのです。一時停止線までに止まらないのは明らか、
それどころか一時停止を突っ切っても曲がりきれるかどうかすら分からず、
気が付けばとっさにサイドブレーキを引いていました。
手前が緩い右コーナーだった事もあり軽くステアリングが切れた状態だったらしく、
レガシィはそのまま左にテールを振り出してノーズを右回りに巻き込んでいきます。
一瞬カウンターを当てようとしたものの、下手に立て直そうとすれば
対向車線側の縁石に突っ込みそうだったのでそのまま
クラッチペダルとブレーキペダルを踏みつけて成すがままされるがまま。
ちなみにこの時は「ぱにぽにだっしゅ!」のサントラをかけながら走っていたのですが(ぉ、
ちょうど「ルーレット☆ルーレット」再生中だったかどうかは記憶にありません(ぉぉ
♪まわる〜まわってく(あいあいあ〜)
結局、レガシィは右折レーンにほぼ180度逆を向いて停止しました。
ふとバックミラーを見ると、T字路の交差側をまさに車が通過中。
あのまま止まりきれずに交差点内に突入していたらもしかすると…。


そんなわけで、公道で思いっきしスピンをかましてしまったわけですが、
どちらかというとスピンした事の驚きよりも止まった事の安堵感の方が大きかったです。
交通量がほとんどない道路だった事が幸いでした。
周囲の状況を確認してすぐ車を転回させ、再び停止線に近づいたわけですが、
またしてもABS作動しまくり。今度は低速だったのでちゃんと止まれましたが、
どうやらこの停止線の手前数十メートルだけが凍っているような状態だったみたいです。
とはいえ、パッと見はウェット路面にしか見えないような状態。
アレがいわゆる「ブラックアイスバーン」というやつだったのでしょうか。
これからの時期、こっちの地域で朝夕にウェット路面はありえないと考えた方が良さそうですね…。