EK9再び

今日は本来は休みだったんですが、実習室が開放されるというので
遅れ気味の実習を進めるために10時半から17時まで飯も食わずにカンヅメでやってました。
で、それを終えて携帯を確認すると、友人Aから2件着信が。
電話をかけ直してみると、以前駐車場で雪にハマって脱出不能になっていたところを
私のレガシィB4で牽引・救援したEK9型シビックタイプRの持ち主と
3人でどこかへ出かけないかというお誘い。
19時くらいまでは別の用事があったものの、それ以降なら、ということで出かけることに。
出かけるといってもそう遠くへ行くわけではなく、
適当に走りながら適当に飯でも食って適当に帰ってこようという無計画ドライブ。
私のレガシィは今日は留守番で、EK9に3人で乗って出かけることにしました。


雪にハマッた頃には既にマフラー交換がなされていたEK9ですが、交換後に乗るのは初めて。
車検対応の5次元マフラーが奏でるサウンドは車外で聞くとかなり勇ましいものですが、
車内でも基本の印象は不変。ただ、回転をあまり上げなければ許容範囲かと。
もちろん、回転を上げればホンダらしい甲高いサウンドが一気に高まります。
好きな人にはたまらないサウンドでしょう。
水平対向ターボのEJ20とは根本的に違うサウンドです。


まずはオートバックスの中古パーツ専門店「セコハン市場」でパーツを物色。
友人Aが来月下旬にも実家から車をこっちに持って来るらしく、
その車に合うタイヤ&ホイールがあるかどうかついでに探してみることに。
その車とはVWポロGTI。タイヤサイズは195/45R 15というかなり変わったサイズ。
そのため、うまく合うタイヤが見つからないのだそうな。
結局今日もそのサイズは見つかりませんでした。
VWの正規ディーラーにでも頼むしかないのでしょうかね?


その後、食事するのに適当な店を探しにAの運転で国道をぶらっと走行。
借り物の車なのにAは遠慮なくバンバン踏み込みます。
確かに、高回転まで一気に吹け上がるフィールとサウンドは素晴らしく、
ドライバーを完全にそっちの世界へ誘い込んでくるので
思わず踏みたくなる気持ちも良く分かります。
とはいえ、マフラー交換前にちょっと乗った印象ではそこまでのものだったかどうか…?
というわけで、食事の後は私が再びEK9を借りてみました。
駐車場から道路に出て一気に踏み込んでみると…
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
レッドゾーンまで一気にフケるこの音、この陶酔感…死ぬほどイイぜ、たまんねぇ!(ぉ*1
うーん、以前チョイノリしたときとは全然印象が違うぞ。
マフラー交換以外はあの時と変わっていないはずなのに…マフラーの効果なのか?
5次元のマフラーが奏でるサウンドは同乗者にはウルサイだけかも知れませんが、
ドライバーにとっては脳天に突き抜けるような快感をもたらしてくれます。
Aが踏みまくる理由もよく分かりますわ。
心なしか、中回転域のトルク感も以前より増しているような。
マフラーとエアクリをセットで交換しただけらしいのですが。
レスポンスも鋭く、乗っていて楽しい事この上なし。
スタッドレスタイヤを履いているにもかかわらず身のこなしは軽く、
「タイプR」らしい切れ味を感じさせてくれます。
これをワインディングに持っていったら最高に楽しいでしょう。


あまりの楽しさに、一瞬「うーん、自分もこれにしておけばよかったかも…」なんて思いもしましたが、
よく考えてみるとこのEK9の乗り味、「運転を心ゆくまで楽しみたい」という気分の時には
この上ない楽しみと快感を与えてくれますが、単純に移動するための足として用いる場合、
例えば私の実家まで片道500kmの道のりを高速道路を使って走る場合などは
疲れてしまって大変なのではないだろうか、という気も。
マフラーのサウンドも硬い乗り心地も、常に「その気」でいなければ許容できない気がします。
もちろん、EK9のようにある方面に特化した車というのも
非常に捨てがたい魅力を持つのですが、
上記のような事を考えるとレガシィB4というオールラウンダーも悪くないかな。

*1:某頭文字漫画の登場人物風に