サンマリノGP

そういえば今週末はF1サンマリノGPですね。
いよいよヨーロッパラウンドの開幕。ルノーの快進撃が続くのか、
トヨタが2連続2位獲得の勢いで更に上に行くのか、
フェラーリの新車が本領発揮するのか、BARホンダが先日のテストの好結果を生かせるのか、
それぞれ注目したいところですね。
さて、今日はフリー走行だったのですが、トップタイムをたたき出したのは意外なドライバーでした。

F1サン・マリノGP フリー走行2トップはP.デ・ラ・ロサ

2005 年 4 月 22 日

 2005年F1世界選手権シリーズ第4戦サン・マリノGP(4月24日決勝)はイタリア・イモラのアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(1周4.933km)で現地時間(以下、現地時間)22日、開幕した。この日は午前・午後2回のフリー走行(各1時間)が行なわれ、マクラーレンメルセデスのサードドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサが両セッションでトップタイムを記録した。

 午前のセッションから2時間のインターバルを挟んで行なわれたこの日2回目のフリー走行。セッション開始の午後2時(日本時間午後9時)の時点で気温16℃、路面温度39℃のドライコンディション。午前中とは打って変わってセッション序盤から各チームが精力的に周回を重ねる中、トップタイムを記録したのはP.デ・ラ・ロサだった。唯一1分20秒台のベストタイムを記録し、さらに全ドライバー中3番目に多い31周を消化。2戦振りのサードドライバーの役割を見事に果たしている。

 このP.デ・ラ・ロサに0.568秒差の2番手はジェンソン・バトン。午前のセッションで3番手タイムを記録したJ.バトンはこのセッションでも早々に1分21秒前半のタイムを記録すると、トータル28周と順調にプログラムを消化。チームメイトの佐藤琢磨もトータル27周を消化し、トップから1.851秒差の10番手タイムと、B・A・R Hondaは2台がトップ10入りのスタートを切っている。

 3番手はキミ・ライッコネン。マクラーレンメルセデスはトップのP.デ・ラ・ロサから1.220秒差にK.ライッコネン、1.690秒差の8番手にアレキサンダー・ブルツと3台がトップ10入りを果たした。4番手はトヨタのサードドライバーを務めるリカルド・ゾンタがつけたが、午前のセッションで19番手のラルフ・シューマッハはトップから2.982秒差の15番手、午前のセッションでタイム計測なしに終わったヤルノ・トゥルーリはトータル20周を消化して、トップから2.859秒差の13番手タイム。両レギュラードライバーがトップ10圏外で初日を終えている。

 開幕3連勝でヨーロッパ・ラウンドを迎えたルノーフェルナンド・アロンソが5番手、ジャンカルロ・フィジケラが9番手タイム。地元イモラで今シーズンの1勝目を目指すフェラーリミハエル・シューマッハがトップから1.541秒差の6番手、チームメイトのルーベンス・バリチェッロが7番手タイムでこのセッションを終了した。
http://inews.sports.msn.co.jp/formula1/f12005/news/20050422-208.html

というわけで、第3戦バーレーンGPで誰よりもアツい走りを見せ注目を浴びた
マクラーレンのサードドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサフリー走行でトップタイムを出しました。
マクラーレンでも他のチームでもいいから、早急に彼にレギュラーシートを。


BARホンダのバトンが2位につけました。この速さを予選、決勝とキープし、
かつマシントラブルも起こらなければ久々にいいポジションを狙えるかもしれません。
ルノーフェラーリもそこそこ。トヨタのタイムがレギュラー2人とも今ひとつですが、
予選以降での巻き返しがあるのかどうか注目です。