白バイに憧れすぎた男

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000414-yom-soci

白バイにあこがれ改造・走行、24歳会社員を送検

 偽の白バイで中央高速道を走行したとして、警視庁高速隊は28日、東京都府中市の会社員の男(24)を道路運送車両法違反(不正改造)などの疑いで書類送検した。

 調べによると、男は先月23日午後10時半ごろ、八王子市内の中央高速道上り線を、白バイに似せて改造したオートバイ(排気量750cc)で走行するなどした疑い。

 通常は夜間に白バイが走行することはないため、覆面パトカーで走行中の高速隊員が不審に思い、職務質問して発覚した。

 男は、市販のオートバイに、インターネットで購入した白バイ用赤色灯の模倣品を付け足すなどして“白バイ”に改造。制服も市販の黒い革ジャンなどを使って自分で手作りしていた。

 男は、学生時代にオートバイで走行中、白バイに速度違反の取り締まりを受けて以来、白バイ隊員にあこがれていたといい、警視庁の採用試験を受けたが、不合格になったという。
(読売新聞の3月28日21時50分更新の記事より)

ワロタw
警察車両マニアの人は結構いますけど、殆どの人はクラウンやセドリックを
覆面パトカー風に改造する程度にとどめます。
というのも、白黒パトカーや白バイをそっくりそのまま真似てしまうと
こうして捕まってしまうからなのですが、実際にやる人間がいたとは…。
しかしバイクや制服は本物そっくりに仕上げても、
通常は白バイが走行しない夜間に走行してしまうあたりツメが甘かったようです。
それにしても取り締まりを受けて憧れますかね。
確かに交通機動隊員のドライビング&ライディングテクニックは
厳しい訓練を受けているだけあって並大抵の人間では太刀打ちできないほどで、
その競技会などでは惚れ惚れするほどのテクを見せてくれるそうですが、
一般の取り締まり時に見せ付けられるのはどちらかというと
取り締まり対象の死角に上手く潜り込んだり目標を煽ってスピードを上げさせたりという
ズル賢い取り締まり専用テクニックであることが多いようなんですけれども。
採用試験を受けて落ちたというくだりも泣かせます。
偽の白バイで夜間に高速走ろうなんて考えたりするから落ちるんだよ(ぉ


さて、覆面パトカーを真似る人は結構いると書きましたが、
これは問題ないのでしょうか。
多分、覆面パトカーそのものが一般車両への擬態のために存在するので
一般車がそれを真似するのは問題がないと思われます。
もし覆面を真似るのに問題があるのなら、
下手すりゃクラウンに自動車電話のアンテナ立てただけで書類送検モノですからね(笑)