ドリフト警官

神奈川県警にドリフト警官「見物中、やりたくなった」

 神奈川県警港南署の男性巡査(当時22歳)が昨年6月、車を横滑りさせながら急旋回を繰り返す「ドリフト族」に交じり、真夜中に横浜市内でドリフト行為をしたとして、道交法(安全運転義務)違反容疑で横浜区検書類送検されていたことが15日、分かった。

 巡査は所属長訓戒の処分を受け、依願退職した。県警は「私的な行為」として、立件や処分を公表していなかった。

 県警によると、巡査は昨年6月17日午前2時ごろ、横浜市金沢区福浦の市道で、友人を助手席に乗せてスポーツタイプの乗用車を運転。5台前後の改造車に交じり、時速約50キロで交差点に進入し、急旋回するドリフト行為をした。

 しかし、2度目の急旋回の際、交差点の角にあった信号制御装置とガードレールに衝突した。巡査らにけがはなかったが、装置とガードレールが壊れた。

 現場は工業団地内で、夜中にドリフト族の若者が高速でのコーナーリングの腕を競うことで知られ、多くの見物人が集まる日もあった。工場の夜勤者などから「うるさい」「危ない」と苦情が寄せられ、電柱などを壊して逃げるケースも多いため、県警が以前から取り締まりを実施していた。

 この日も数人が周辺でドリフト行為を見物しており、警戒中の金沢署員が事故現場を発見。約10分前に事故を起こし、30メートルほど車を移動させてから戻ってきた巡査が事故を認めた。同署は逃走や証拠隠滅の恐れがないとして、任意で事情聴取したところ、巡査は「友人に誘われ、初めて来て、見ているうちにやってみたくなった。深く反省している」などと話した。巡査はその後、ガードレールなどの損害分約250万円を弁償したという。

 ドリフト族を巡っては、見物人が違法行為を助長する側面があるとして、神奈川県は昨年4月、ドリフト族の見物・声援などを禁じる暴走族追放条例を施行。現場周辺では1993年、見物中の若者ら7人がはねられる事故も起きており、「暴走行為助長禁止重点区域」に指定されていた。

 巡査は昨年7月1日に書類送検され、後に起訴猶予となった。同8日に所属長訓戒処分を受け、翌日、依願退職した。退職金約28万円が支払われたという。

 県警の広瀬誠一・監察官室長は「警察官としてあるまじき暴走類似行為で、適正に処分した」としている。
(読売新聞) - 7月16日3時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000101-yom-soci

m9(^Д^)プギャー(ぉ
さすが神奈川県警、ハンパじゃないクオリティの高さ*1
警察官が非合法ドリフト見物ってのもアレだし、
自分もやりたくなったからって飛び込み参加するのもどうかしてるし、
その上事故るとは…もう終わっちゃってますな。
しかし、ある意味走り屋の心が分かる警察官と言えなくもないわけで、
そういう意味では惜しい人を亡くしたかもしれません(ぉ*2
なんて冗談はさておき、この警官を誘った友人というのもなかなかスゴイですな。
だって、職務中じゃないとはいえ警察官を非合法ドリスポットに誘ったわけですよ?
普通、警察と走り屋は犬猿の仲だと思うんですが…。
スポーツタイプの乗用車というのがこの警官のものならば、
元々車好きということで仲間だったのかも知れませんがね。
何に乗ってたんだろ。「自分もやってみたくなった」ってことは
普段はドリフトやってないはずだから、多分ノーマルか
少なくともドリフト仕様ではない車だったのだろうとは思いますが、
ドリフト族の車って多分ドリフトしやすい仕様に改造してあるはずだから
それ以外の仕様でいきなり臨んでもうまく行かないような気が…。


それにしても、「自分もやってみたくなった」からって飛び入りで参加するかなぁ、普通…。
ものすごい度胸というかアホさ加減というか…。
パトカーでの追跡に応用でもするつもりだったんでしょうかね(笑)


さて、パトカーのドリフトといえば、岡山県警のサイトにて
150系クラウンセダンの覆面パトカーのドリフト*3動画が見られます。
ttp://www.pref.okayama.jp/kenkei/koutu/sido/bosozoku/s15.htm
ここの写真の「ドリフト走行ビデオ」をクリックすると、
交通機動隊員?によるクラウンのアツい走りが見られます。
税金で買ったタイヤでドリフトとは、警察官っていい身分ですね(ぉ

*1:むしろ低さ?

*2:死んでない

*3:というかパワースライド?