逆走男、新型インプレッサに特攻

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060226-00000075-jij-soci

東北道逆走、パトカーに衝突=警官ら4人軽傷、無職男逮捕−栃木

 26日午前2時ごろ、宇都宮市東北自動車道下り線で、接触事故を起こした乗用車が、逆走するなどしてパトカーを含む車3台に次々と衝突し、警官ら4人が軽傷を負った。栃木県警高速隊は、公務執行妨害などの疑いで同市清原台、無職春山勇容疑者(59)を逮捕した。「ぶつかっていない」と供述しているという。 
時事通信) - 2月26日18時1分更新

ま た 逆 走 か
しかしこの容疑者、どうも精神が普通でないような。
ぶつかってない、とか…そもそも逃げる理由が分からないし。
こいつが運転してた古いクラウンに、
車椅子マークや身障者マークのステッカーが貼ってあったのが何か引っかかります。
いずれにしても迷惑千万。


さて、このクソジジイのクラウンに突っ込まれた栃木県警の覆面パトカーですが、
なんと、F型インプレッサの覆面でした。
リアスポイラーがなかったので、id:EXISさんのと同じWRX(GDA)のようです。
WRXの覆面が導入されたという噂は耳にしていましたが、
まさかこのような形でその存在を確認する事になろうとは…。


白いインプレッサの覆面は、右フロントが大破していました。
おそらく、修理は大変そうなので廃車になるのではないかと…。
まだ導入されて間もない車だっただろうに、なんとも気の毒な話。
栃木県警も、そんな危ないヤツの検挙に向かわせるんだから
適当にポンコツでも送りこんどきゃ良かったのに。
たまたま不幸にも近くに居合わせたのがこのインプだったんでしょうけどね。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20060226/20060226-00000027-nnn-soci.html
今日中くらいだったら、この動画ニュースでインプの姿を確認できると思います。
ちなみに犯人のクラウンの隣にもさり気なくSTIGDB-E)の白黒パトが映ってます。
インプレッサは、これからの日本の交通取り締まりパトカーの定番になるのでしょうか。

全長4500mm前後、全幅1700mm前後、取り回しがよく安全性と信頼性に優れ、希少性も持ち合わせる事

何のこっちゃって感じのタイトルですが、これはある友人の家の次期自家用車に課せられる条件です。
彼の家には何台か車があるのですが、そのうちの1台がそろそろ代替になるかも知れないのだとか。
現在の車は2000年式のトヨタプログレNC250。メインユーザーは彼の母親だそうです。
タイトルに挙げた条件というのは、このプログレがほぼ満たしている条件でもあります。


軽くプログレという車の解説を。
1998年にトヨタが発売した、当時としては全く新しい小型高級車です。
最大の特徴は、2.5リッターと3リッターの2種の直6エンジン、本木目や本革を用いた高級な内装、
高い静粛性、高級車の定番であるFRの駆動方式などなど高級車としての要素を全て満たしながら
ボディサイズを5ナンバーサイズ枠内にほぼ収めていること。
つまり、日本国内で一番扱いやすいボディサイズで高級車を作るというコンセプトの車です。
実は我が家でも数年前にこのプログレに乗っていた事があり、
車としての出来はかなり良かったと記憶しています。
今見てもかなり意欲的なコンセプトだとは思いますが、
エクステリアが今ひとつパッとしない感があるのも災いしたのか、
残念ながらこの車が大ヒットを収めることができる市場はありませんでした。
その後も密かにマイナーチェンジされたりしてはいますが、
市場からもメーカーからも半ば放置された状態で細々と今も売られているという、
歴代トヨタ車の中でも屈指の不遇な車種となっています。その地味さ、まるで桃瀬くるみ(ぉ*1


さて、タイトルに挙げた条件は彼の両親が互いに譲らないポイントだとか。
具体的には、ボディサイズと取り回し、信頼性が母親の重視する点で、
安全性と希少性が父親の重視する点だそうです。
彼の証言によれば、母親の条件を満たすと国産中級車以上の大半と輸入車全般が脱落し、
父親の条件を満たすとリッターカー以下全般と国産車の大半が脱落するとのこと。
プログレは当時、これらの条件をほぼ完璧に満たす唯一の車だったようです。


で、この条件でちょっと車を探してみたのですが、今新車でこれを満たす車って意外とないんですね。
希少性はあくまでも趣味の問題なので除外し、
普通車ならどれも安全性は十分だと思うのでそれもあまり考慮しないで探したのですが、
意外にネックになったのがボディサイズでした。
そもそも、私のレガシィB4ですら全長は4600mm超、全幅も1730mmありますし、
現行の中型以上のセダンはどれも3ナンバーサイズが主流。
それ以下のクラスにしても、ヴィッツやマーチといった本当のコンパクトカーを除くと
既にアクセラシビックが全幅オーバーで脱落。カローラ、プレミオ/アリオン
ティーダ、シルフィといった辺りでしか探す事ができません。


彼の証言ですが、彼の実家の近所でプログレに乗っていた人は
みんな前期型から後期型のプログレに買い換えたそうです。
プログレのコンセプトが欲しい車に合致したものの、
他に同様の車は出ないしプログレもいつまで経ってもモデルチェンジしないということで
苦肉の策だったようです。最近の車はボディサイズが大きくなる傾向にありますが、
世の中にはプログレのコンセプトがまさに当てはまる車を望む人もいたわけで、
あの車を上手く育てられなかったのは、もしかしたら自動車の世界の大きな損失だったのかも知れない…。
と言ったらさすがに誇張しすぎでしょうが、5ナンバーにキッチリ収まる車が消えていくのは
やっぱり問題なのかもしれない、と考えてみたり。

*1:最近「ぱにぽに」にハマりっぱなしなのです。芹沢茜がお気に入り

鈑金屋は大忙し

先々週当たりにレガシィB4のフロントバンパーを雪に引っかけて
取り付け部が若干曲がってしまったので、スバルに持っていって見てもらってきました。
結論としては、今すぐに致命的なトラブルに発展するような状態ではないらしく、
修理も急を要するといったことはないとのことでした。とりあえず一安心。
11月に縁石にヒットして割れたアンダーカバーともども、
雪が降らなくなった頃に修理に出そうと思います。


今すぐに直さない理由は、最近はめっきり降らなくなったとはいえ
まだまだ降雪の可能性があるので修理してもすぐに同様の状態になる
可能性があるというのも一つですが、ディーラー側の事情も関係してます。
どうやら、今シーズンは例年よりも雪が多かったために事故が多発した関係で、
そこのスバルディーラーで修理を委託している鈑金屋がもう車を預かれない状態なのだそうな。
「まず預かるのが不可能だし、修理自体も可能になるのは数週間以上先」とのこと。
この地域の人たちは、私の地元に比べればずっと雪に慣れているはずなのですが、
それでも今年の雪は対応できなかったようです。


それにしても、今うっかり車を壊すと直すに直せない、
預けるに預けられないという目も当てられない状態なワケですな。
慎重に乗るようにします。

事故の影響

http://www.odakyu.jp/release/20060217/news.html
と思ったら、ロマンスカーの最前列の指定券が発売中止になっちゃいました。
一番の売りなのに…。小田急にとっても乗客にとっても結構な痛手ではないでしょうか。
史上最も迷惑な飛び込み自殺って感じですね。

前面展望特急の落とし穴?

列車の運転席のすぐ後ろに立ち、運転台越しに前方の視界を楽しむ。
男性なら、子供の頃に一度くらいはやった事がある人が大半ではないでしょうか。*1
もちろん大人になってもやっている人も少なくないはず。例えば私とか(ぉ
さて、電車や気動車であれば、たいていの場合は普通列車でも
前方を見通すのは可能ですが、そういう列車の場合、前面の窓の面積が小さく
眺望という面では今ひとつの場合が多いです。また、座席がないケースがほとんど。
特急列車では、これを正式なサービスにするために先頭車の形状を大きな窓を持つパノラマ型にし、
たいていの場合はグリーン車扱いなのでゆったりとしたシートに座って
前面展望を心行くまで楽しめるようにしている列車が増えました。
展望車というだけなら国鉄時代の客車にもあったので、区別のために前面展望車と呼ぶことにします。
例えば「しなの」とか、「オーシャンアロー」とか、「スーパービュー踊り子」とか。
とにかく、前面展望というのは魅力的なわけです。
横の窓を流れていく景色だけを眺めるよりも断然視界が広い方が気分がいいし、
線路の先に何があるのかを見通すのも実に楽しい。
子供にとっては運転士気分にもなれるという、
鉄道という日常の乗り物の中で非日常が楽しめる空間、それが前面展望車だと思います。


ところで、そういう前面展望車の構成は、普通の列車と同じように最前部に運転台があり、
その後ろの客室との仕切りを大きなガラスにして運転台越しに展望を楽しむというものが大半。
無論これでも十分に爽快で楽しいのですが、それでも運転台が邪魔で見えにくいところがあったり、
運転士にとっても総ガラス張りの部屋で仕事をするようなものなので夏場は暑いといった難点も。
そんなわけでかどうかは知りませんが、運転室と客室の階層を分けた車両もあります。
日本で代表的なのは名鉄のパノラマシリーズと小田急ロマンスカーシリーズ。
名鉄には1階を運転席、2階を客室にした車両「パノラマスーパー」もありますが、
1961年に登場した元祖国産前面展望車「パノラマカー」は1階が客室、2階に運転室を設置した構造。
つまり、乗客が乗る展望スペースは普通の列車の運転台がある場所、一番前なのです。
ほぼ同時期に出た小田急ロマンスカー「NSE」型も同じ構成。
この構造は、客室の前方には何も視界を遮るものがなく、まさしくパノラミックな世界が広がるのです。
私は小田急ロマンスカーの展望席に何度か乗ったことがありますが、あの眺望はやはり感動的です。
パノラマスーパーのように高い位置に客室があるタイプも悪くはないのですが、
やはりレールから近い位置にあるほうが雰囲気も出るというもの。
名鉄パノラマカーだけでこの構造をやめてしまいましたが、
小田急は今でもこの構造のロマンスカーを新造・運行しており、
昨年には新型の「VSE」がデビューしました。


さて、このタイプの前面展望車を運行するにあたり、問題になったのは安全性です。
普通の列車ならクラッシャブルゾーンになる運転台がある位置に客を乗せるわけですから、
それ相応の対策が必要というわけで、名鉄パノラマカーのノーズには
「ダンプキラー」と呼ばれる緩衝器が収められているとか。
小田急もやはりそれなりの対策をしているはずです。
…が。車との衝突に対してはともかく、
相手が人だとかえって対策が困難なのかもしれません。
昨夜のこの事故の話を聞いて、前面展望というのも考え物かもしれない、と思ってしまいました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060216-00000235-kyodo-soci

ガラス割れ乗客9人軽傷 ロマンスカーで飛び込み

 16日午後6時20分ごろ、神奈川県相模原市南台3丁目にある小田急小田原線小田急相模原駅を通過中の新宿発箱根湯本行き特急はこね43号(11両編成)に男性が飛び込み死亡、割れたガラスで乗客の男女9人が腕を切るなどの軽傷を負った。
 相模原南署は男性は自殺の可能性が高いとみて身元の確認をしている。
 調べでは、男性は駅のホームから、1両目に飛び込みフロントガラスに衝突。割れたガラスが車内に飛び散り、乗客がけがをした。
 特急は先頭車両の運転席が客席上部にあり、客室が展望席となっているロマンスカータイプ。男性は客席正面のフロントガラスにぶつかった。
共同通信) - 2月16日21時8分更新

ニュース映像を見たのですが、7000形「LSE」の展望席のガラスに大きな穴があき、
車内にはおびただしい流血の痕が…。
ガラスが割れて怪我をしたというのも気の毒なのですが、何が一番気の毒かって
人が飛び込んでくる瞬間をモロに生で目撃しちゃったことです。
これ、トラウマにならないかなぁ…。車が相手の方がまだマシだったんじゃないかと。
実は私もかつて2回ほど、前面展望ができる列車に乗っているときに人が列車の直前を横切って
背筋が凍るような思いをしたことがあります。
その時も「前面展望車は人身事故のときは悲惨だな」と思ったものですが、それが現実のものになろうとは…。
JR九州の「白いかもめ」こと885系は、非常ブレーキをかけると
運転台と客室の仕切りのガラスが一瞬で曇りガラスになり
「惨事」を直接見ないで済むようになっていると聞いたことがありますが、
展望車のガラスもそうした方がいいんじゃないかと…。
あ、でも今回は割れちゃったから関係ないか…。


普段見えない世界を見る事は、見なくてもいいものまで見てしまうリスクを背負う事なんでしょうかね(ぉ

*1:客車列車では物理的に不可能ですが…。

♪まわる〜まわってく〜(アナアナゴ〜)

http://blog.livedoor.jp/r3vip/archives/50568343.html
一人PCの前で腹を抱えて爆笑しました。
ものすごいインパクトだ…。
もし仮に若本規夫に似てなかったとしても、この歌い方だけで十分面白いと思う(笑)
ぱにぽに関係の曲は全部iPodに入れてよく聞いているだけに、余計に笑えました。
しかし個人的に「ルーレット☆ルーレット」は桃瀬くるみVer.の方が好きなんだけどなぁ(ぉ


若本規夫といえば、私の場合「ちよ父の人」ですね、あずまんが大王の。
金色のガッシュベル!!」のビクトリームってのもあったなぁ。

続・ゼロクラウン覆面

ぼちぼち活動している姿が目撃され始めているゼロクラウンのパトカー。
覆面については大阪、三重、神奈川辺りで目撃されているようです。
で、後方からの識別点はスチールホイール+樹脂キャップの足元と
TAアンテナだという話はこの前書いたんですが、
他に後方から見分けるポイントとしてエンブレムの有無も役に立ちそうです。
クラウンは通常右側に車名エンブレム、左側にはグレード名のエンブレムが付いているのですが、
覆面のクラウンにはグレード名のエンブレムが付いていないようです。
そういえば先代170系の時もグレード名エンブレムは無かったような。
この辺の微妙な違いが覆面オーラを出してくれればいいのですが…。