レクサスに突撃

「i」を午前中に見て、午後になって友人と出かけたのですが、
テスト明けの開放感からか何故か2人とも妙なテンションになってしまい、
何を思ったかそのままレクサスのお店に行ってしまいました…。
ディーラーに着くまでは2人ともやる気(何を?)だったのですが、
ディーラーの駐車場にレガシィB4を乗り入れた瞬間に何とも言えない緊張と焦りと不安と後悔が…。
ショールームの造りが明らかに通常の自動車ディーラーと違っていて、
少なくとも車高を落としてマフラーが太くなっててサーキット対応のブレーキパッドから
キーキー鳴きが出てるレガシィB4はどう見ても場違いです。本当にありがとうございました。
しかし入ってしまったものは仕方ないので、とりあえずショールームに足を踏み入れます。
なんか、店内の雰囲気が私の知る自動車ディーラーとは一線を画しています。
置いてあるのは車なのですが、自動車ディーラーというより
高級ブランドの販売店のような。行ったことないけど(ぉ
上手く表現する言葉が見当たらないのですが、とにかく我々2人が場違いなのは明白。
仕方ないので、微妙な居心地の悪さを感じながらも開き直って車を細かく見てみることにしました。


展示してあったのはIS250の4WD、IS350、GS350の4WD、GS430、そしてSC430
要するに、全車種の全エンジンラインナップが揃っている感じです。
まず、最も身近だけどそれでも遠いISから。
ボディの塗装の艶やパネルの造りなどはさすがトヨタの上級ブランド。
ドアを開けて乗り込んでみます。ドアの閉まる音は重厚で、いかにも高級車。
運転席はシートもよく身体に馴染み、結構しっくり来ます。
ただし、サイドウィンドウの下端やダッシュボード上端が
やや高すぎて閉塞感があるようにも感じました。
ドライビングポジションをあわせてみると、日本車には珍しくかなりいいポジションが取れました。
その状態でリアシートに座ると、十分な広さです。ただし座面がちょっと低いのが気になります。
頭上の余裕はまぁセダンならこんなもんかな、といった程度。
内装のクオリティも高く、特に小物入れのフタとかアシストグリップの動きが
妙に滑らかなのが何とも言えません。ウインカーなどの操作レバーも感触が絶妙。
高級車はそういうところまでこだわるのか、と、感心を通り越してちょっと呆れ(ぉ


GSもISを更に高級にしたようなもので全体的に似たような感じですが、
リアシートのヘッドスペースが手のひら1枚分しかないのはちょっと…。


SC430は、なんと店員さんの粋な計らいにより電動ルーフの開閉をさせてもらいました。
私と友人で1回ずつ。インパネにあるボタンを、操作完了の合図があるまで押し続けるだけです。
何というか、リアクォーターウィンドウが絶妙なタイミングで出てきたり、
細かい部分の動きが変形ロボみたいでかっこいいです(ぉ
小さい子供にはウケが良さそうだと思いました。
オープンからクローズドへの「変身」時間はほんの数十秒。
ちょっと信号待ちの間に周りから注目を浴びてみるのも悪くないかもしれないと思いました(笑)


見るだけ見て、ISのカタログだけもらって退散。
ハッキリいって車のディーラーに行くのにあんなに緊張したのは初めてでした(笑)
縁遠い車の世界を覗いたような感じ。
これからも、いずれ自分がレクサスを買えるようになったりしない限りは
恐らく二度と近づくようなことはないと思います。多分。