4WDのトラクション

とりあえず友人のポロと2台で近所の展望台に向かう事にしました。
そこの展望台には2つの駐車場があり、それを繋ぐ道が結構な急坂なので
そこで凍結路面における坂道発進を試してみることにしたのです。
途中もワインディングあり急坂ありと結構な難コースですが、2台とも無事に目的地到着。
早速坂道発進を試してみます。まずは友人のVWポロから。
一応トラクションコントロールのようなものはついているそうですが、
1速ではサイドブレーキを使っても使わなくても空転してしまい
全く発進不能、2速でもかなり上手くコントロールしてやらなければ
全く前に進みませんでした。かなり気を使うようです。
後方に車がいないシチュエーションならばいいのですが、
もし後方に車がいた場合は相当緊張を強いられる事になるでしょう。
下から助走をつけてやればちゃんと登れますが、それでも途中で軽く空転する事も。
ポロの苦戦ぶりを見せ付けられたので私のレガシィでもうまく行くかどうか少し不安だったのですが、
そこはさすが4WD、全く空転することなく力強く凍結した坂道を登ってくれました。
何回試しても、サイドブレーキを使っても使わなくても結果は同じ。
4WDは伊達じゃない、というところを改めて実感しました。
これは急坂という極端なシチュエーションですが、
踏み切りの手前や、平坦路での発進でも同様。
これに関しては友人が羨ましがることしきり。
たとえコーナリングやブレーキングではアドバンテージがなくとも、
発進にまで必要以上に気を使わずに済むというこの一点だけでも
4WDのレガシィを選択した甲斐があったというものです(笑)
同時に、こっちでスバル車が多い理由や大学のクラスメイトに
スバル乗りが5人もいる理由が分かった気がしました。
前に進んでくれなければ車としての最低限の機能が確保されませんからね。
やっぱり、4WDは伊達じゃないのです。
曲がりと止まりはともかく、発進に関しては。


それにしても、冬の道路はやっぱり大変です。早く春になれ〜。