戦場は路上

昨日の夜中から降り続いた雪は今日になっても一向に降り止む気配がなく、
道路にもそこそこ積もってました。夕方にはそりゃもうガチガチに凍結です。
先日凍結路で見事にスピンを演じた私ですが、それでも乗らなきゃ上手くなるまい、ということで
夜10時過ぎ、人も車も少なくなってきた頃を見計らってレガシィで出動する事にしました。
家を出ると、すぐそばの交差点の赤信号をマーチがABS全開で突っ切っていくのを早々に目撃(笑)
幸い停止線を1台分行き過ぎたくらいで止まってましたが、
Versteck氏と同じ地域のナンバーだったので、やはり慣れていなかったみたいですね。
ドライバーの慌てふためく様子が目に浮かぶようでした。


駐車場に着くと、下半分がボディカラーの黒、上半分が雪の白で
パトカーみたいになったレガシィB4がいました。
そんなわけで、まずは車の雪下ろしから始まります。
昨年も思ったことですが、雪国で車に乗る上で何がツライかというと、
雪道の運転が大変ということもさることながら屋根つき駐車場を持たない人間にとっては
毎度毎度車の雪を下ろしてやらなくてはならないというところです。
ボンネットの上の雪なんか最下層は凍りついてて剥がせないし。
とりあえず窓と灯火類、そしてブレーキング時に落ちてくる恐れのある
ルーフ上の雪を適当に払って出発。まともに乗れるようになるまで10分弱。
雪国で車で出かけようと思ったら、出発予定時刻よりも早めに準備しないと間に合いませんね。


駐車場を出てまずはブレーキングしてみると、案の定ABS効きまくりんぐ。
見事なブラックアイスバーンでございます。
こんな状況下では、前方の赤信号はちょっとしたスリル。
ゆっくり走っていても止まるかどうかちょっとドキドキものです。
で、何個目かの交差点でそんな感じで止まれて安心していると、
目の前を友人のVWポロGTIが通過。どこかに走りに行くのかと思っていると携帯に着信が。
どうやら向こうもこっちに気付いたようなので、いつも彼と待ち合わせに使うコンビニに向かう事に。


コンビニに着くと、駐車場には右リアを大きく潰したフィットのレンタカーがいました。
よく見ると右フロントも損傷している模様。
テールが滑って、右リアをヒットした後反動で右フロントもぶつけたようです。
右のリアドアからリアゲートまでを何かに抉られたかのように痛々しく潰れたフィット。
レンタカーの場合、保険に入ればぶつけても数万円払えば済むらしいので
自家用車に比べれば懐のダメージは少なそうですが、
あのフィットはちゃんと直るんだろうか…。最低50万は掛かりそうな雰囲気でしたが…。
出がけに見たマーチと潰れたフィットを反面教師にし、気を引き締めて走ることにします。