NC型マツダ・ロードスターがデビュー

http://www.roadster.mazda.co.jp/
ライトウェイトスポーツの代名詞、マツダ・ロードスターが遂に3代目に移行。
初代から一貫して走りの楽しさを追求し、世界中に多くのファンを抱える
ロードスターの新型ですから注目度はかなり高いですね。
NC型となる3代目ロードスターは全車エンジンが2L化されたことと
全幅が拡大され3ナンバー化されたことが大きな特徴でしょう。
ロードスターのファンの多くは「小型で軽量で軽快」であることを重視しているはずなので
大型化はネガティブに捉えられてしまうのではないかという懸念も有りますが、
車両重量で見れば1090〜1100kgで現代の車としては十分に軽い部類に入ると思います。
特に重量がかさみがちなオープンボディで衝突安全性も確保してこの数値なら
相当頑張った数値といえるのではないでしょうか。ちなみにクーパーSよりも軽量です。
全幅の拡大も側面衝突安全性や居住性などを考えると拡大せざるを得なかったのではないかと。
だいたいロータスエリーゼだって幅は3ナンバーサイズなんだからあまり気にしなくても良いような…。
2リッターエンジンは170ps。平気で200psクラスをたたき出してくる
近年の2リッターNAの水準からすると数値の面ではやや物足りなく感じますが、
そこは持ち前の車体の軽さが十分にカバーしてくれるに違いありません。
むしろロードスターの場合は絶対的スペックよりもフィールの方が大切なはず。
こればかりはカタログ数値には表れませんから、是非乗って確かめてみたいものです。
グレードは標準、走り仕様のRS、豪華仕様のVSの3タイプ。
もし私が選ぶとするなら、やはり走り仕様のRSですね。
6MTのみの設定で、LSDビルシュタインダンパー、タワーバー、
17インチタイヤ&ホイールが装着される一番のスポーツグレード。
或いは標準仕様をアフターパーツでコツコツいじるのもありかもしれません。
ただ、意外に高いんですよね。ベースグレードで220万円、RSは250万円。
ベースグレードは200万円切って欲しかったなぁ。無理か…。
しかしやはり一度は軽量スポーツカーに乗ってみたいもの。
機会があればぜひ乗ってみたいですね。近所のディーラーにはまだ試乗車はないようですが…。