明け方のドライブ

金曜の23時半ごろ、VWポロGTIに乗る友人から走りに行こうと誘われて出発。
しかし峠はものすごい濃霧でとてもじゃないけど走れたもんじゃありませんでした。
仕方ないので途中で引き返し、麓の駐車場に車を停めて雑談。
同じ駐車場にはいじってある180SXやらR32スカイラインやらデミオやらが停まっていましたが、
そのドライバー達も車のそばで雑談しているだけ。
濃霧のせいか、もとから走る気がないのかは分かりませんでしたが。
ちなみに彼らは停車中ずっとエンジンをかけたままでした。
走る気がないなら無駄なアイドリングは避けるべきだと思うのですが…。
小一時間ほどして180SX他の一団は帰って行きましたが、
私達はそれから更に小一時間ほど雑談。気が付けば午前1時を回っていました。
いつまでも同じ場所にいても仕方ないので、駅の裏にあるビルの前に移動してまた雑談。
そこは照明と屋根があるので、夜に車を停めて雑談するには結構いい場所だったりします。
このとき既に午前2時。上下の寝台特急北斗星*1運転停車するのを見届けた後、
小腹が空いたのでファミレスに移動してまたしても雑談。午前3時。
今までこんな時間まで外出していたことは無かったのですが、
明け方の白み始めた空の下を一度走ってみたいと思っていたので
これは絶好のチャンスとばかりに思いっきり夜更かしっつーかむしろ半徹夜してみることにしました。


4時近くなり、空の色が少しずつ変わってきた頃、友人とファミレスの駐車場で別れました。
彼はそのまま帰ったようですが、私は夜明けを何としても見たかったので
国道をかっ飛ばして夜明けを待つことに。
走りなれた道だけど、昼間とも夜とも全然違う雰囲気。
全体的に車が少なく、よく行くちょっとしたワインディングにも他の車は皆無。
そうこうしているうちに空はどんどん明るくなっていきます。
夜から朝に変わる瞬間を見ながらレガシィを走らせる、
今までに経験した事のない夜明けのドライブ。何だかいい気分でした。


家に帰って風呂に入って寝たのが午前5時、起きたのは正午過ぎでした。
一日の半分を損した気分にならなくも無いですが、
まぁたまには明け方まで走ってみるのも悪くないかな、と思いました。
ただし居眠り運転には要注意。

*1:上りの方は元「スーパーエクスプレスレインボー」牽引機のEF81 95号機が牽引