いくらなんでもこれは三菱ふそうが可哀想

三菱ふそう>人身事故3件も発生

 三菱ふそうトラック・バスは24日、同社製大型トラックの降車用滑り止め部品が外れる欠陥があり、運転手らが転落、骨折するなど人身事故3件が起きていたことを明らかにした。道路運送車両法に基づく保安基準の対象部品ではないため、同社はリコール(回収・無償修理)に準じる「改善対策」を25日、国土交通省に届け出た。事故は98年から発生していたが、同社が欠陥隠し問題で行った社内調査の対象からは漏れており、同省は対策遅れの経緯を調べる。
 対象は「スーパーグレート」3万6015台(96年4月〜99年9月製造)。運転台の両側ドア下にあり、降車の際に手をかけるためのプラスチック製滑り止め板(縦6センチ、横17センチ)が、何度も足をかけると破損する恐れがあるという。【武田良敬】
毎日新聞) - 5月25日19時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050525-00000003-mai-soci

「手をかけるため」って書いてあんだろが。足をかけるもんじゃないんだっつーの。
本来の使い方以外のことをしてぶっ壊れるのは欠陥なんでしょうか?
私は、この件に関しては間違った使い方をし続けた運転手側に問題があると思うんですが。
だいたい一発で壊れたならまだしも、何度も足をかけたって書いてあるし。
事故が起きた状況は

98年9月以降、京都府舞鶴滋賀県高島、横浜各市内で、運転席から荷台に移る際や屋根の清掃時に足をかけた運転手ら3人が、地面に転落、手首や胸の骨を折るなどした。
朝日新聞2005年05月24日23時08分
http://www.asahi.com/national/update/0524/TKY200505240265.html?t

ということらしいです。完全にユーザーの使い方の問題じゃん。
乗降時に手を掛けるだけの手すりにほぼ全体重をかけるような
こんな使い方は「想定の範囲外」でしょうに。
この件に関しては読売新聞の記事では

高さ約1・4メートルの運転席の脇にあるプラスチック製手すりに誤って足をかけると、取り付け部分の強度が不十分なため破損する恐れがある。
(読売新聞) - 5月25日0時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000316-yom-soci

と、いかにも手すりが普通の乗降時などにも
間違って足をかけそうな場所にあるかのように書いていますが、
上の朝日新聞の記事が本当だとすれば運転手達は誤って足をかけたのではなく
わざわざ自らその手すりに足をかけた、としか思えません。
三菱ふそうだからって、何でもかんでも欠陥隠し扱いにして
叩けばいいというものではないと思うんですが。