踏み切りにて

近所を走る某ローカル線は、全日の時刻表に列車が12本*1しか載っていない超過疎路線です。
その路線の踏切を渡る機会は結構あるのですが、実際に列車が来て
その踏切が閉まる場面に遭遇したのはこれまで1年住んできた中でも
片手で足りる程度の回数しかないように思います。
で、今日はそれだけ珍しいその路線の踏み切りが閉まる場面に偶然遭遇しました。
「うーん、珍しい事もあるものだ」と思って、ふと疑問が。
というのも、その踏切が閉まった時間帯に走る定期列車はないはずだったからです。
「ってことは臨時かな。どうせジョイフルトレインか何かだろう」と思っていたのですが…。
姿を現したのはこいつでした。
http://www.railfan.ne.jp/koyusha/carinfo/020713.html
JR東日本電気・軌道総合試験車両「キヤE193系
要するに、線路等やその周辺の設備を走りながら点検する車両です。
こいつはかなりレアです。何しろ点検のためにしか走りませんから。
鉄道雑誌の中にはこういった試験車両の走行スケジュールを記載している雑誌もあり、
そのスケジュールを頼りに撮影しに来る鉄道ファンも多いですが、
今回私は事前に何の情報も得ていなかったのでかなり驚きました。
車内で思わず「(゜Д゜)ハァ?ナンじゃありゃ」と声を上げてしまうくらい(ぉ
携帯のカメラの準備でもしておけばよかったかな…。
それにしても、普段キハ58とかキハ52といった国鉄時代生まれの
オンボロ年季の入った車両ばかり走っている路線を
2002年生まれの新しい車両が走るシーンはなかなか新鮮でした。

*1:上下6往復