残雪にシンメトリカルAWD沈黙

赤城神社の駐車場には結構解け残った雪が残っていました。
他にはランクル100が1台止まっているだけで車も人影もなし。
外気温は車の気温計で2℃。こんな状況ではいても仕方がないのでさっさと戻ろうと思い、
レガシィをターンさせるべくちょっと雪が残っている所に乗り入れました。
と、次の瞬間、レガシィの動きが止まりました。
慌ててギアをリバースに入れて見るも、メーターの針が上がるだけで車体は1ミリも動かず。
やばい、スタックした…。
雪は思いのほか深かったようです。車を降りてみると、
左フロントサスがほぼ伸びきっている状態で、右リアタイヤも軽く浮き気味。
完全に設置している右フロントと左リアはディファレンシャルギアの働きで動かず、
浮いているタイヤが空しく空転するのみ。いわゆる対角線スタック状態です。
車体の下に雪が挟まった事による亀の子スタック状態も併発。
友人2人に押してもらったり、スコップで車の下の雪を掻き出したりしてみますが無意味。
本格的なクロカンタイプの4WD車のようにデフロックがついていれば
脱出可能だったかもしれませんが、所詮レガシィはオンロード用の4WD。
アウトバックでも厳しい状態だったかもしれません。
近くにいたランクル100に救援を頼んでみようとしたのですが、残念ながらドライバーは不在で
子供が留守番をしているのみ*1。こうなれば最後の手段を使うしかありません。
助けてJAFNTTドコモの携帯が通じる場所だったのでJAFに救援要請。
うーん、会員になっといてよかった。1時間ほどで助けに来てくれるということなので車中で待機。
約1時間後、JAFのレッカー車が到着。早速B4を引っ張り出すための準備を開始。
約1ヶ月前にシビックタイプRを救出するために使ったリアのフックを、
今度は自らが救出されるために使います。キズ防止のために、
フックに直接ロープをかけるのではなく、ナイロン製?の輪っかをフックに引っ掛けて
その輪っかにフックをかけていました。細やかな心配りに感心。
いざ始まってみれば、ものの5分程度でレガシィは無事救出されました。
会員なので料金は無料。JAFのお兄さんに、
むやみに残雪の中に入らないようにとの注意を受け、伝票を受け取って終了。
うーん、それにしてもさすがプロ。素晴らしい対応でした。
お兄さんに何度もお礼を言ってその場を後にしました。
JAFのお兄さん、本当にありがとうございました!

*1:それにしてもあんなところで子供を車に置いたまま親は何をしていたのか…