連休の道路は戦場?

母方の祖父母の家へ日帰りで遊びに行ってきました。
高速と下道をあわせて2〜3時間、距離にして片道200km。
先日500kmの道のりを一気に走ってきた事から考えれば、
往復してもそれ程大変ではなさそうに思えますが、
この前と違うのは、今日が3連休の最後の日であるということ。
つまり道路が混雑する事が容易に想像できます。
更にこういう連休などでは、普段まったく運転しない、
いわゆる「サンデードライバー(以下サンドラさん)」がうじゃうじゃ出てきます。
このサンドラさんたちの特徴は空気が読めないこと。
信じられないようなタイミングで車線変更してきたり、
高速の追い越し車線をマターリと走行してしまったりするのです。
そして私が運転手役に指名されてしまいました。
無事に戻ってこられるのでしょうか?(ぉ


今回の車は実家の現行オデッセイL。いわずと知れたホンダのミニバンです。
初代から乗用車感覚のドライブフィールに定評のあるオデッセイですが、
現行モデルもその特長を引き継ぎ、更に進化した走りを見せてくれます。
我が家でオデッセイに乗るのは先代のV6モデルに引き続き2台目なのですが、
先代オデッセイと比較すると現行モデルは街乗りでの乗り心地が向上している上に、
路面にうねりがある高速コーナーなどでもキレイに姿勢を安定しています。
足回りがしなやかによく動いてくれる印象。ハンドリングも正確で、
CVTの7速スポーツモードを駆使してそれなりにスポーティに走る事ができます。
現行モデルは2.4リッターの直4のみの設定なのですが、
静粛性も先代のV6に遜色ないくらいです。
ただし、排気量が600cc減っている事が動力性能にもたらす影響は大きく、
高速道路の上り坂で追い越しをかけたりする場面では
もう少しパワーが欲しいな、と思います。今のままではハッキリ言って力不足で遅い。*1
もともとホンダのエンジンは線が細いのですが、その弱点がモロに出ている感じ。
できればV6の3リッターが欲しかったところですが、
エンジンルームにそのようなエンジンが載る余裕はなさそうです。
三菱がGDIでやっているようなロープレッシャーターボでも設定してくれれば…。
アブソルートなら最高出力200psになりますが、
アブソルートの内外装やスポーツサスは要らないのでなんとも…。
また、シートの出来が良くありません。
今日も片道200kmを走っただけで腰が痛くなりました。
それから、大きく傾斜したAピラーの角度と太さが左右の前方に大きな死角を生み出しています。
右コーナーでは丁度コーナーの先がピラーに隠れてしまうし、
交差点を曲がるときにも結構気を遣わされます。
そして、ドライビングポジションを取りにくいのも欠点です。
ペダル類の位置に比べて相対的にステアリングが遠く、
やや腕が伸びたような形でドラポジを合わせることになってしまいます。
確かに私は小柄ですが、日本人の平均身長を考慮しても
あのステアリングは遠すぎるように思うのですが…。
テレスコピック機構が欲しいところです。


さて、行きは追い越し車線からなかなかどかないサンドラさんに邪魔されたり
脇道から飛び出してきたサンドラさんに心の中で毒づいたり*2しながらも
何とか目的地にたどり着きましたが、帰りは高速道路が途中から激しく渋滞…。
ここでも空気が読めないサンドラさんがありえないタイミングで割り込んできたりして
かなりヒヤッとさせられました。先日レガシィで帰省してきたときに経験した
平日のトラックドライバーの割り込みはある程度確信犯*3的らしく、
最終的に事故にはならないようにやってくれるのでまだ何とか耐えられるのですが、
サンドラさんは後方を確認しないのか、
天然で事故になりそうなタイミングでやってきやがるのでタチが悪い。
それと、前方との車間距離が必要以上に開いてるのに追い越し車線をちんたら走り続けて
パッシングしても無反応ってのも勘弁して欲しいです。
自分より速い車が来たら道を譲るのがスジってもんじゃないでしょうか?
あとは渋滞中にやたら車線変更を繰り返す車もいますが、
最終的には一つの車線を走り続けた方が速い場合が殆どです。
今日も、車線変更を繰り返しまくってうちのオデッセイを抜いていったのに、
いつの間にかまたうちのオデッセイの後方を走ってたりするアルファードがいました。
なんか5回くらいうちのオデッセイを抜いてった気がするんですけど(笑)
その間私は一度も車線を変更していません。結局そのアルファードはブチ切れたらしく、
強引に抜いていった挙句私のいる車線の数台前方でむちゃくちゃな割り込みをしてましたが、
もう少しスマートな走り方はできないもんですかねぇ。
もっともアルファード乗りにそれを期待するのは酷な話かも知れませんが(笑)


そんな状況の中、ある程度は進んだのですが、渋滞は解消するどころか伸びる一方なので
高速道路は諦めて親父のナビに従って下道を行くことにしました。
しかし…下道もグチャグチャに混んでる…orz
結局親父の土地鑑をフル活用して何とか無事に帰ってくる事ができました。
走行距離は400km程度だったのですが、車と道路のせいでかなり疲労感が…。
やはり連休中の高速道路はあまり近づきたくないですね…。
それと、高速道路利用のロングドライブは、シートの出来がよく
エンジンのパワーにある程度余裕があり、視界がいい車を選ぶのが賢明っぽいです…。
そう考えるとレガシィB4ってまさしくロングドライブ向きの車なんだな、と思いました(ぉ

*1:普段乗ってる車が速いから余計そう感じるのか?

*2:2回ほど「ふざけんなこのクソジジイ」「出てくんなバカタレが」と声に出してしまいましたが

*3:誤用