モンテカルロラリー レグ2その後

昨日はレグ2最初のSSであるSS5までのリザルトを書きましたが、その後波乱が。
まず、スバルのセカンドドライバー・サラザンがSS6でインプレッサ
ガードレールにヒットさせ、ステアリングアームを破損して完走できず。
残りの各SSのベストタイム+5分のペナルティを課されてレグ3から再出走ということに。
また、移籍しての初戦で2位につける快走を見せていた
シトロエンのデュバルがSS6で電柱にクラッシュ、リタイアとなりました。
これによってSS6は中断、首位のローブはSS6のアタックが出来なくなったため
シュコダのベングが記録したSS6のそれまでのベストタイムと
同じタイムが加算されたそうです。
続くSS7ではシュコダのシュワルツがクラッシュ、再びSS中断。
このSSでもアタックできなかったドライバーにはそれまでのベストタイムが加算。
これによる大きな順位の変動はなく、相変わらずトップはシトロエンのローブ。
2位以下はデュバルとサラザン、シュワルツが抜けたため単純に繰り上がり。
また、この時点で三菱ランサーを駆るパニッツィが6位に浮上してきていました。


そしてSS8でちょっとした事件が。
パニやんがSSベストタイムを記録したのです。
三菱ベストキタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!
なんでも、三菱のSSベストは2002年のニュージーランド
ヤニ・パーソネンが記録して以来とのこと。
昨年はトラブルやリタイア続きで完走すらままならなかった三菱ですが、
昨年の後半戦を欠場してまで開発したランサーWRC2005は
上々の仕上がりと言うことが出来そうです。
タイヤを昨年のミシュランからピレリに替えたことも奏功したのでしょうか。
これがまぐれでない事は、SS9でもパニやんがローブに次ぐ
セカンドベストを記録した事が証明しています。
三菱のチームもさぞかし喜んだ事でしょう。
これによりパニやんプジョーマルティンを抜いて5位に浮上!
そのままレグ2を終えています。
今年から三菱に乗ることになったロヴァンペラも7位に上がってきてます。
スバル乗りとしてはちょっと複雑ですが、かつて三菱が栄華を極めた時代に
ランエボに憧れた身としてはとても嬉しいです。
まだレグ3があるので油断は出来ませんが、
今回の、いや今年の三菱には期待できそうです。


さて、残り1日となったモンテカルロラリー。
昨年の王者ローブが2位以下に2分近い差をつけて首位を独走。
非常にクールでミスをしない彼がトップを明け渡す事はまずないでしょう。
となると、2位以下の争いに注目したいところ。
2位グロンホルム、3位ガルデマイスター、4位ソルベルグ
このあたりで何かあるかも?