ディーゼル
木曜は、ほぼ毎週欠かさず見ている「カーグラフィックTV」の放送日*1。
昨夜は最近欧州で人気のディーゼルエンジン搭載車の特集をやってました。
ディーゼルというと、日本では黒煙を撒き散らすトラックなどの影響か
「うるさい、汚い、臭い、遅い、環境に悪い」
といったイメージが強いように思います。*2
しかし、欧州ではむしろ、ガソリンエンジンよりCO2の排出量が少なく、
またトルクに勝るという「クリーンでハイパワーなエンジン」
ということで、ここ数年主流となってきています。*3
フランスでは実に新車販売の7割、欧州全体でも半分近くがディーゼル。
日本ではディーゼルの乗用車の設定は殆どありませんが、
あちらではヤリス(ヴィッツ)、MINIといったコンパクトカーから
メルセデスSクラス、BMW7シリーズといったLクラス高級セダンまで
ありとあらゆるクラスの車にディーゼルが設定されているそうです。
これらの車に搭載されるディーゼルエンジンは最新の技術が惜しみなく投入され、
排気ガスもクリーンで黒煙などとは無縁、音も静かで振動も少なく、それでいて
元々のディーゼルの特長であるトルクの太さは存分に生かされたものになっているとか。
昨日のCGTVにもコンパクトカーから高級セダンまで様々なディーゼル搭載車が
登場していました。その中でも私が興味を持ったのは
ホンダ・アコードとBMW・5シリーズのディーゼル搭載モデル。
まずアコード。ホンダのエンジンはその回転フィールに定評がありますが、
そのホンダが造ったディーゼルとなれば興味津々ですよ。
こちらにそのディーゼルアコードの試乗記がありますが、
番組中で言われていたのもまさにこのような感じで、
その性質上あまり回転を上げずに済むディーゼルは
むしろアコードにより高級なイメージを与えてくれるそうです。
最大トルク34.7kgmは私のレガシィにも匹敵します*4。
おまけにこの試乗車*5は5MTですよハァハァ*6。
欧州では好評というこのエンジン、日本でもオデッセイあたりに載りませんかねぇ?
実家の家族用オデッセイにこれを載せてトルク不足一気に解消といきたいところ(ぉ
続いて5シリーズ。530dという名前からも分かるように
3リッターの直6ディーゼルエンジンを搭載しています。
最高出力は210ps超、最大トルクはなんと51kgm!
これまた欧州仕様の為6MT。向こうはMTの設定が多くていいなぁ…。
テレビで聞いた限りでは、音はまさしくBMWの直6の音ですよ。
トルクの太いディーゼルならクラッチ操作も気にならないだろうし、
BMWらしくトップエンドまできっちり回るそうですよ。
ちょっと、いやかなり乗ってみたいですハァハァ
この後もSクラスや7シリーズ、アウディA8のディーゼルモデル、
MINIのディーゼル*7など興味深い車が登場。
向こうではこれほどまでにディーゼルが受け入れられているのかと驚きました。
日本でももう少しディーゼルの乗用車を見直してもいいんじゃないかと思った次第*8。